ワーママあるぱかのチラ裏

3歳&0歳育児中のワーママあるぱかが、育児、おでかけ(関西中心)、読書記録、仕事についてチラシの裏書き的に綴る

【読書メモ】HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばん敏感な子 明橋大二著 【書評・レビュー】

3歳長男は、保育園の他の子に比べて慎重だと思うことが多い。

例えば、体操教室、時には保育園でも、初めてのことや苦手なことを嫌がったり、やる気がないときは完全にスイッチオフしてしまう長男。

長く高い滑り台も怖がり、できるようになるのは同月齢の子より遅かった。

勝ち負けが決まるゲームは好まなかったり・・・

場面によっては、他の子よりもシャイで慎重でプライドが高いような印象を受ける。(普段はうるさいくらいペチャクチャ喋り騒いでいるのだが)

それは第一子の男の子だからか、もう少し年齢がいけばいわゆる「男の子らしく」大胆になるのか。

私が今まで過保護に育て過ぎたのだろうか。

もっと、無理矢理にでもチャレンジさせてみるべきだろうかー。

漠然と悩んでいたときに元幼稚園教諭の知り合いに教えてもらったのが、HSC。

帰り際に早速本屋に寄って本を読んでみると、あてはまることが多くあり、まるで長男の取り扱い説明書を読んでいるような気持ちになった。

今日はその読書メモを記したい。

 

 

 

本の内容

HSCとは

Highly Sensitve Child の略。日本語では「ひといちばい敏感な子」と訳されている。

子供の15~20%に見られる、うまれもった性格の一つ。

HSCの子供の特徴は以下の通り。

  • 深く考える
  • 共感力がある (例)感情移入しすぎるがゆえに悲しいニュースを見たがらない
  • 直感が鋭い (例)幼稚園の入園手続きをすると不安がるようになった
  • 想像力が豊かである (例)空想で物語を考えて遊ぶ
  • 思慮深く、慎重なところがある (例)危険なことをしない
  • 大きな音や大量の情報に圧倒されやすい
  • 刺激が多いときは過敏で動揺しやすくなる (例)人前での発表が苦手
  • 痛みや刺激を受けやすい(例)衣類のタグが気になる など

 

HSCは「治す」ものではなく、「自分らしさ」を伸ばすもの

  • 育て方ではなく、持ってうまれてきたものであり、障がいや病気とは異なる。
  • 何に敏感なのかは人により異なる。
  • 大人になっても敏感な性質は変わらないが、後天的な環境により敏感さが目立たなくなることもある。
  • 感覚の敏感さは発達障がいと似ているように思われがちだが、HSCは「人の気持ちを察することに長けている」という意味で、自閉症(人の気持ちに気付きにくい)と異なる。
  • 環境によって作られるものではない。ただ、環境の影響を受けやすいとは言われており、例えば、過酷な環境(虐待など)で育てられると、HSCの子供は将来うつや不安症になりやすいと言われている。不登校になるケースも。

 

幸せな人生の土台は「自己肯定感」

  • HSCの子供は、しつけの影響を受けやすい・自分に厳しい・手のかからないいい子になりやすい・集団生活が苦手、という理由から、自己肯定感を低く持ちやすい。
  • 自己肯定感を高めるために親ができることとしては、強い語調で叱らない・いいところを見てほめるようにする・無理をしていないか考える、ことなどがある。
  • また、抱きしめる、共感してあげる、気持ちを言葉にして返してあげる、スモールステップを設定する、なども大切である、

 

感想

すっと心がラクになった

私自身がどちらかというと大胆、行動的な性格なのに対し、長男は慎重なタイプで、長男の行動を見ていてもどかしく思うことが今までもあった。

「公園に行ってどうしてまずはじっと皆を観察してるのだろう?」

「『苦手だからしない』『できないからやらない』というけれど、まずはやってみてほしいなぁ」

「絵本で悲しいページになると避けたがるけど、そこまでいや?」など・・・

まだ3歳とは言え、長男に当てはまることが多く書いてあってまるで取り扱い説明書を読んでいるようだった。

そして、これは「気質」の問題で、自分の育て方や環境が悪いのではない、と書かれているのを読んで、すーっと心がラクになった。

「活発で意見が言える少年」に育ってほしいなぁという気持ちは親として持っていたが、長男はそういうタイプではないこと、無理に強要することはかわいそうであることを改めて感じ、とりあえず今はありのままを受け止めたうえで、自己肯定感を存分に高めてあげることが親としてできることなのだなと思えた。

 

長所を実感できる

HSCの特徴を知ることで改めて長男の生態について考えることができ、短所とともに長所がなにかを実感することができた。

例えば、想像力が豊かで、いくらでも一人でストーリーを考えられること。

お友達や絵本の登場人物の気持ちを推し量ることができること。

家族やお友達に対してとてもやさしいこと。

そうすると、今までは「もっと大胆にチャレンジしてほしいなぁ」と思いながら見ていた長男の行動も、とても良いところだと感じられるようになった。

親としてどうしてネガティブにしか捉えられていなかったのか、むしろそれが恥ずかしくもなった。

 

敏感な子を持つ親、先生など子供に関わる仕事に携わっている人におすすめ

私のように自分の子供が「育てにくい、というほどではないが・・・敏感・慎重な気がする」とふと感じたことのある親御さんに読んでもらいたいのはもちろんだが、

教師や保育園・幼稚園の先生など、子供にかかわる仕事に従事している人にもぜひ読んでもらいたい。

少しでもこのような慎重なタイプの子の取り扱いの理解が広がることで、5人に1人でマイノリティではあるHSCタイプの子が生きやすく、自分らしく生きられたら良いなと思う。

 

▼漫画もあり、1時間ほどで読むことができた。 

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

 

 ▼こちらも本屋で立ち読みしたが、漫画になっており、さらに読みやすくコミカルな感じ。

 

HSC子育てあるある うちの子は ひといちばい敏感な子!

HSC子育てあるある うちの子は ひといちばい敏感な子!