あるぱかです。
さて、おすすめの絵本シリーズ。
2歳以降(現在2歳10か月)に息子が夢中になった絵本を紹介したいと思います。
ざっとこんな感じ。
のりものシリーズについては、以前に紹介しました。
- おおきなかぶ
- はじめてのおつかい
- どろんこおそうじ
- 三びきのやぎのがらがらどん
- おおかみと七ひきのこやぎ
- ノンタンのシリーズ(おねしょでションなど)
- パオちゃんシリーズ(パオちゃんのかぜひいちゃったなど)
- おやおや、おやさい くだものだもの
- おばけでんしゃ
- にんじん、だいこん、ごぼう
- ほいくえんのいちにち
- ミッケ!シリーズ
- 2歳児におすすめな本の特徴
おおきなかぶ
言わずも知れた名作。人間や動物が力をあわせてかぶを抜く話。ストーリーはシンプルですが、子供には分かりやすいようで好評でした。
絵本は読むだけでなく、絵本の世界を現実世界で再現する遊びも楽しいですが、おおきなかぶはまさに再現しやすいです。
庭で育てた野菜などを引っこ抜くときや、単にひもに新聞紙をまるめたものをつけて引っこ抜くような模倣をしても面白い。

- 作者: A.トルストイ,佐藤忠良,内田莉莎子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1966/06/20
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 116回
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はじめてのおつかい
文字が多めなので少し早いかな?と思ったのですが、主人公がはじめてのおつかいに奮闘し、最後に大好きなお母さんが笑顔で待っている、という展開に感情移入しやすいようで、何度も何度も読んでいます。
こけてしまってお金を探すときやお店で店員さんを呼ぶときのドキドキ、坂道の下に母親を見つけた時の安堵感。
何度読んでも、親も子もその世界に入り込み、主人公の気持ちになります。
どろんこおそうじ
「ばばばあちゃん」のキャラクターが面白い本。保育園でもこのシリーズは人気のようです。
ボールが飛んでいっては動物たちが怒りにくる場面、そしてばばばあちゃんが最後に皆がびっくりするくらいどろんこになり遊びほうける場面などが息子は好きなようです。
個人的には絵が見やすくて好きです。

どろんこおそうじ―ばばばあちゃんのおはなし こどものとも傑作集 (83)
- 作者: さとうわきこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1990/03/15
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
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三びきのやぎのがらがらどん
「がらがらどん」という名前のヤギが、力と知恵をあわせて怪物を倒す名作。
怪物「トロル」は怖いのですが、「がらがらどん」が順に3匹出てきては「トロル」と対決する、そんな盛り上がるストーリーがたまらないようで、何度も読んでいます。
そして、日常でも何か怖いものがあるときや、橋を渡るときは「トロルがいる~!」と息子は叫んだりしています(笑)
保育園でも、この作品の劇をするところも多いようです。

- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
- 購入: 6人 クリック: 162回
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おおかみと七ひきのこやぎ
本当は怖いグリム童話でも有名。留守番をしてる子ヤギたちがおおかみに食べられるが、母がおおかみの胃の中から救出する話。
皆死んでしまったと思っていた子ヤギたちが実は胃の中で生きていたと分かったときの安堵、そしておおかみをこらしめる展開は、すっきりします。
展開が分かりやすく、好評。保育園でも何度も読んだり歌遊びしていたようです。
本によっては最後の結末が違うので、もし怖い結末が嫌だという人は買う際に確認してからの方が良いかも。
(私が持っている下記の絵本は、おおかみを井戸の中に落として、「おおかみ死んだ」と子ヤギたちが乱舞する、という結末)

- 作者: グリム,フェリクス・ホフマン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/04/01
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 11回
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ノンタンのシリーズ(おねしょでションなど)
私が幼い頃もよく読んだノンタンシリーズ。
数冊ありますが、どれもこの月齢にぴったりという印象。
文章は短めで、話の展開も起承転結がはっきりしていてわかりやすい。
ストーリーに関係ない絵もおもしろく、一人でもよく絵本を眺めています。
また、表紙の裏に迷路のようなものが書いてあって、それでひと遊びしてからいつも絵本を読み始めます。
パオちゃんシリーズ(パオちゃんのかぜひいちゃったなど)
これも有名なシリーズ。保育園でもたくさん読んでもらっているよう。
私も幼い頃に読んでいて、この「かぜひいちゃった」の内容はよく覚えています。
(風邪をひいたらお母さんに優しくしてもらえるから自分も風邪をひきたいなぁ、と思うが、いざ引いたらやっぱり「元気が一番」と気付く、という話)
ノンタン同様、どの話もストーリーが分かりやすく、共感しやすいような内容。
絵もかわいらしく子供が好きなようなタッチです。
おやおや、おやさい くだものだもの
このシリーズの特徴は、なんといってもリズミカルで心地のよい言葉。
一種の言葉遊びのような絵本で、ストーリーというよりかはその言葉に息子は魅了されています。
本人が暗唱するほど何度も何度も読みました。
また、やさいやくだものの名前を覚えたり、親しみを持ったりもするのでおすすめ。
絵もかわいらしく、やさしいタッチです。

くだものだもの おやおや、おやさい おかしなおかし3冊セット (幼児絵本シリーズ)
- 作者: 石津ちひろ,山村浩二
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2013/05/25
- メディア: 単行本
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おばけでんしゃ
おばけが電車に乗って、最後は変身して人間界におりてくるというもの。
不思議な話ですが、子供にはウケがよく、絵も見入るように読んでいます。
(子供っておばけとか妖怪もの、本当に好きですよね)
絵も凝っていて、「あっ、このおばけ、前のページにもいた!次のページにもいる!」といったように、ストーリーの関係のないところでも発見があり楽しいようです。
にんじん、だいこん、ごぼう
おなじみの野菜がなぜその色になったか、という昔話。
やさいがお風呂に入るという発想がおもしろくもあり、何度も読みました。
読み終わると、にんじん、だいこん、ごぼうそれぞれになんだか愛着が出てくるから不思議です。
こういった食べ物に関する絵本は、食卓での話題にもつながるので、一種の食育としても使えるから親としても良いですね。
ほいくえんのいちにち
保育園に入園する前に購入した本。
入園する前は親が「こんなところなんだよ~こんな楽しいことするんだよ~」と説明するため、イメージを膨らませてあげるために読んでいました。
入園してからは、普段自分が保育園でしていることを描かれているので面白く、親しみも湧くようで、何度も何度も読んでといわれます。
これを読みながら保育園であったことの話をしてくれたりもするので、親子の会話にもつながる1冊です。
ミッケ!シリーズ
いろんなものを探す有名シリーズ。
一人でも探して、「みっけ!」と言っている姿はかわいらしい。
2歳には物の数が多くて少し難しいかな?と感じるが、きっと3歳、4歳と大きくなってからも大活躍する1冊だと思う。
これを読んでからは、何かを「みっけ!」する喜びを感じたらしく、他の絵本でも自分が何かを見つけて、親に気付いてほしいときにこの「みっけ!」遊びをしたりします。

- 作者: ジーン・マルゾーロ,ウォルター・ウィック,糸井重里
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1992/08/01
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 5回
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2歳児におすすめな本の特徴
他にも紹介したい本はたくさんあるのですが、何度も何度も読んでいる絵本を中心に紹介しました。
特徴としては、「ストーリーが分かりやすい」「1文1文が短い」「リズミカルな言葉(語感がよい)」といったことが挙げられるのではないでしょうか。
言葉が増え始め記憶力も向上する時期なので、何度も何度も読んでいると、絵本を暗唱することもあると思います。
以上、何か絵本を買いたいけど、何にしようか悩まれている2歳児のパパママに参考になれば幸いです。